ニュージーランドには多様な幼児教育施設があり、どの形態でも国家カリキュラム「Te Whāriki(テ・ファリキ)」を基盤に運営されています。認可施設 ( Licenced Centre) は国から補助金を受け取ることができ、質の高い教育と保育が全国で提供されています。短期滞在のワーホリ家庭や教育移住の方にも利用しやすい環境が整っています。
ニュージーランドにはどんな幼児教育施設があるの?
- 公立園(Kindergarten など)
- 私立園(企業型保育園)この中にモンテッソーリ園、シュタイナー園も含まれます)
- 家庭保育(Home-based care)認可登録されたケアギバーさんのお家で最高人数4人(2歳以下は2人、2歳以上2人、合計4人までの少人数制、でも、4人も子供たちがいることは現実には少ないです。経験より)
- 短期預かり施設(託児付きジム、レジャーセンター、ショッピングモールなど)
どの施設も、テファリキを軸に、子どもの主体性・多文化・家族との協働を大切にし、各園のフィロソフィー、理念を通した学びを重視するのが特徴です。
公立園にはどんな種類があるの?
● Kindergarten(幼稚園)
地域コミュニティの中で運営される公立園。
3~5歳を中心に、教育要素の強いプログラムが組まれています。
就学準備にも配慮され、料金は比較的安く抑えられています。
● Community Centre(コミュニティセンター型)
地域の子育て支援拠点として、短時間の親子参加型活動などが行われます。
社会とのつながりを築く場として利用しやすい形態です。
● Playcentre(プレイセンター)
プレイセンターは、保護者主体で運営される地域密着型の幼児教育施設。親子で一緒に活動しながら学ぶことが特徴で、家庭教育を重視しつつテ・ファリキの理念に基づいて運営されています。
日本にもこのプレイセンター・アソシエーションがあることをご存じですか?このニュージーランドのプレイセンター・ムーブメントに感銘を受けられた日本人保育研究者が主催されており、ニュ密に交流をされています。
私も研究訪問のサポートをお手伝いしたことがあり、プレイセンターでの出会いや学びにとても感銘を受けています。
● Kōhanga Reo(コハンガレオ)
マオリ語での教育を行う文化重視の施設。
言語・文化継承を柱としており、多文化国家NZを象徴する存在です。
私立園にはどんな種類があるの?
● デイケア園(一般的な私立保育園)
企業が運営する認可保育園で、
0歳からの長時間保育にも対応。
働く家庭にとって利用しやすい形態です。
● モンテッソーリ園
モンテソーリマテリアル・教材を用いた、自己責任・自立心を重んじるモンテソーリ教育法が基盤。整えられた環境(Prepared Environment )はモンテソーリフィロソフィーの大事な特徴です。モンテソーリ教材には子供の成長やスキルを発達させる仕掛けが沢山です。子供が集中して学ぶ時間を尊重します。
著者はニュージーランドの大学AUTでモンテソーリを専攻し、10年以上モンテ園に勤務したのでとても思い入れがあります。
● シュタイナー園
自然・芸術・リズムを大切にする教育スタイル。シュタイナードール、パステル調の絵、7歳まで文字を教えないなど、いろいろな特徴があります。のびやかな成長を育む独特の世界観があります。
ニュージーランドのシュタイナー園を見学したことがありますが、自然を重視した保育でとても素敵な環境が印象的でした。
短期預かりはどこでできるの?
スーパー・ジム・レジャーセンター併設の託児所などで
短時間ケアを提供している場合があります。
- 買い物中のみ
- トレーニング中のみ
といった形で気軽に利用でき、
旅行者や短期滞在の家族にも便利です。
主な預かり時間は?
- 保育園(ECE centre)
7:30–17:30 など、フルタイム長時間が主流 - 幼稚園(Kindergarten)
9:00–15:00 など、スクールタイム寄り
共働き世帯・在宅家庭どちらにも対応できる選択肢があります。
どうやって見つけるの?
1. Google検索
例:「childcare + 地域名」
2. 見学予約
園の雰囲気・保育方針・安全対策をチェック
3. 直感を大切に
我が子がリラックスできるかが大切です
ポイント
- 先生と話しやすい?
- 子どもが自由に遊べている?
- 多文化への理解は?
検索&お問い合わせ方法は?
お問い合わせメールの書き方やエンロール(入園申請)のサポートやご相談を受け付けております。
お気軽にSNSからメッセージをお問合せください。
まとめ
ニュージーランドの幼児教育は、国のカリキュラム「テ・ファリキ」を基盤に、子どもの主体性と多文化共生を尊重しているのが大きな特徴です。幼稚園・保育園・家庭保育・短期預かりなど、多様な施設から家庭状況に合わせて選ぶことができます。公立園は地域性が強く、私立園は利便性が高い傾向があります。園選びでは、実際に足を運び、先生や環境との相性を確認することが何より大切。ワーホリ・教育移住・短期滞在のご家庭でも利用しやすく、安心して子育てできる環境が整っています。
