【ACC】とは Accident Compensation Corporation の頭文字をとってニュージーランドで一般的にアクシデント的、意図せず、事故にあったとき、Compesation 給付、サポート をする Corporationコーポレーション組織です。
ACCはニュージーランドで起こったすべての事故に対応しますので、旅行者の方も申請できます。
しかし、一番いいのは、事故・ケガをしないこと、です!
日本でも事故や大変ですが、海外だと、もっと大変なことになります(経験者( ノД`)シクシク…)
ACC どんなときに使うの?
日常生活に起こる様々なアクシデント事故でケガInjuryをしたときに使います。
転んだ、落ちた、滑って打った、やけど、切った、ぶつかった、
こういったケースで起こった、ケガ、痛みが引かない、身体の不調があるとき、
交通事故や震災でのケガなど、すべてのアクシデントで起こったケガ・事故による不調に対応しています。
救急車を呼ばないといけないような大きな事故のときは、何もしなくても、ACCが適応されます。
この記事はNZランドでなんらかの事故をして、後遺症として痛みが治らないケースについて書きます。
私は昔、車で、一時停止で止まっていて、後ろから追突されたことがあります。
そのとき、車も凹みましたが、そのとき特に外傷がない、ということで放置され、後にむち打ちがでましたが、当時はネット環境も悪く、結局、何の治療も受けれなかったことがあります。
NZランドはそんなものだ、大けがじゃないので感謝しなければ、と自分に言い聞かせていましたが、知っていたら、違っていたかもしれません。お役にたてると嬉しいです。
痛みが治らない、どうしたらいいの?
外傷は治っても、身体が動かない、動かすと痛い、などの場合、NZランドでは、ドクターまたは、その痛みを改善してくれる機関、フィジオテラビー/physiotherapy(理学療法士)や針治療/Acupunctureの診察を受けることが多いです。
ネットで検索に 理学療法を受けたかったら [physio acc nz] [Physio acc Auckland(住んでる場所)]など入れてみたらいいと思います。
海外旅行や長期滞在の居住ビザなしの方は、日本の海外旅行保険が使える、病院を調べてからそちらに行かれるほうが、万が一の、金銭的トラブルをに出会う確率が減るのでオススメします。海外では難件になる可能性は避ける、が時間もストレスもセーブできます。
居住者の私の場合は、まず、緊急ドクターに行きました。ニュージーランドではアクシデント・メディカルを両方扱う、日本で言う救急病院みたいなところがあります。こちらはアポなしでWalk inで行けるので私はよく利用しています。
受付でどうしたの?何があったの?と聞かれるので、事情を軽く説明します。
アクシデントで起こった痛みなので、ACCフォームを渡されました。
名前、住所、いつ何が起こったか、など記入欄があります。
記入したあと、受付に戻し、名前をよばれるまで待合室で待ちます。ここは日本の病院のような感じです。
ナースが先に体温、血圧チェック、軽く問診、また待合室に戻され、次にドクターに呼ばれて、また自分で何が起こったか説明します。すでに、受付、ナース、ドクターと同じことを3回言っています・・
紙に書いてあるのに~、なんて思いつつ、きっと、そういうマニュアルがあるような気がします(これは自分の保育士業務も似たようなことがあるので、NZあるあるなのかと予測)
最終的に、いただいたのは3枚の書類
- ACC Injury Claim Form (ACCに申請しましたよ、とドクターのサイン入り証明書)
- Doctor Certificate (ドクターサーティフィケイト、仕事に復帰できない期間を記入した証明書、これがあると、職場に病欠手続きができ、病欠給与がでます)
- Prescription (薬局への処方箋)
じゃ、と終わりになってきたので、
リハビリ、治るように、フィジオ(フィジオセラビー)に行きたいのだけど?と質問したら、
自分で勝手に行ってください。ドクターは必要ありません。
と言われ、え?と思いましたが、突っ込まずに、あ、あのACC申請書類があるから、それ見せればいいのか、と思い、
Oh, OK! Thank you! と言って退室(ドクターの無言の早く出ろ圧を感じて。NZあるあるだと思うのですが)
そのあとは、職場に連絡、シックリーブ/Sick Leave(病欠)の申請、フィジオの予約を完了。
と、これで職場復帰まで静養しようと思っていたのですが、問題発生。
ここからは、NZで働かれてる方も知らない方も多いかと思うので(私も知りませんでした)
お知らせします。
ACCで休職している間のお給料は?
の問題が休職2週目に浮上してきました。
1週目終わる金曜日に来週はACCからお給料を申請してね、と職場からメールがあったのです。
シックリーブ(病欠)の日数は沢山あるのに、なぜ?
と思った私はそのことを訴えたのですが、シックリーブの有無とは関係ない、ACCのシステムだから、というお返事・・
NZ政府サイトのシックリーブとACCについて、というページを見つけて読むと、なんかややこしい、どうやらシックリーブが使えなさそうなことを書いてあることに気づいて。どこの国も、お役所書類はシンプルじゃなく、遠回しな言い方・・
もし、給付金をいただくのなら、オンラインログイン用の番号が必要、ということが調べて分かったのですが、私の電話にACCの申請書類は受付ました、順に作業していますので、お待ちください。何か質問があればお電話ください。というテキストメッセージがきてから音沙汰なし、1週間はたっていました。
しょうがないので電話。フリーダイヤルなのでニュージーランド在住だと通話料はかかりません
(ニュージーランド政府機関の電話はほぼフリーダイヤルです。というかフリーがないとこ、見たことないです)
少し待たされましたが、電話で話してわかったこと
(私の場合、2週間静養のドクター証明)
- ACCは職場で起こった事故でない場合、最初の7日間(週末を含む)はACCで給付金(出勤できない給料のサポート)はでない。
- 最初の7日間はシックリーブを使える
- それ以降はACCが給料の80%をドクター証明の休職期間分、給付金サポートする。
- ただし、ACC申請が通ったときのみ
- 申請が通ったなら、職場から使ったシックリーブや有休はACCから手続きをすれば返金される
ということが明らかになったのですが、
肝心の私の申請は現在アセスメント中、と言われ、なんとも、宙ぶらりんな感じで・・
とりあえず、職場には事情を説明して返金が可能なので、残り日数シックリーブ使えないでしょうか?とメールはしましたが
こういうときは、そのとき手を打てることをやって、待つしかない。
他のできることをやろう~
と忘れていたら、電話に「あなたの申請は通りました」とメッセージとログインコードが送られておりました。
よかった!あとは、リハビリ頑張って、早く元の体にもどりたい~!
(早く人間になりたい~の口調で読んでくださいねwアラフィフねた)
ニュージーランド現地サイトリンク
アクシデント・メディカル救急病院 ホワイトクロス オークランド地域ではいろんな場所にあるので便利です。
日本人フィジオ(オークランドベースですが、オンラインでも診察していだたけます。)
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