ニュージーランド保育 異文化体験を通して、幼児から国際感覚を育む 【テファリキ・ビロンギング】

Te Whariki/テファリキ

10月、11月はニュージーランドでも、ハロウィーンやインドのディワーリなど、保育園でお祝いする行事が多く楽しい時期です。また、どうしてそのようなことをするのか、ニュージーランド幼児教育カリキュラム、テファリキを交えて、ご紹介します。

カルチャーエリア(保育環境)

思わず、かわいくて撮ってしまった一枚❤

写真の子供たちはまだ1歳児さんですが、私の働く園では、ミックスエイジ(年齢混合クラス)と言われる保育環境になっています。2歳児さん以下の赤ちゃん部屋にいることもあるのですが、赤ちゃんの発達や年齢に応じて、2歳児以上ルームにきます。大きなお友達に遊びを見ること(まねっこ)によって成長が早いです。
大きな子達は小さなお友達のお世話を通して、自己肯定感(self-confidence)や責任感(sense of responsibility)を高めてもらええます。
私個人はこうしたかって住宅だった一軒家を保育所にした小さな園が好きです。

こうしたカルチャーエリアを通して、日々の保育の中で異文化を感じてもらえる保育環境を設定しています。

行事例 ディワーリ Diwali

赤ちゃんたちが地球儀を見ているところの後ろの壁にディワーリの写真が貼ってあるのが見えますか?ランプや手にヘナで絵をかいてある写真です。

インドのお祭りですが、ニュージーランドには沢山のインド系ニュージーランド人(といっても見た目はインド人ですw)もちろん、インドからの移民も沢山いらっしゃいます。統計は見てないですが、感覚的には中国系と同等または、多いのではという気がします。

というわけで、保育園でもお祝いするのがここ5年前くらいから定着している気がします。
写真はその体験として、子供たちの手にヘナアートをしました。全員ではなく、やりたい!と興味を持ってくれた子供たちが優先にします。もちろん、見ている子供たちにも声をかけて、興味を促していきます。

テファリキ 5領域へのリンク 

テファリキの5領域(5 Strands)は 、子供たちのどんな遊びや体験にリンクすることが多く、また、他の領域ともつながることが多いのが特徴です。
そういった沢山の体験が織り重なって、子供たちの成長が育まれるとしています。テファリキの意味はマオリ語で織物マット、という由来がそこにあります。
子供たちの遊び、体験を可視化して、ドキュメンテーションするとき、どの学びにフォーカスしてどんなラーニングストーリーを書くかは、各先生の個人的経験や文化背景が影響されるのでは、私自身の体験から感じています。

私が選んだテファリキの領域 Belonging

私がここで使った写真でラーニングストーリーを書くのなら、Belonging 推して書きます。
テファリキのBelongingには沢山の学びの例が載っていますが、特に私の心にとまったのは以下の項目です。
上のテファリキの写真にハイライトしている箇所ですが、下に抜粋します。

Goal : Connecting links with the family and the wider world are affirmed and extended
ゴール:子供たちの家族背景とつながり、またそのつながりを強きものにし、その先へと促す。

Learning Outcome: Making connections between people, places and things in their world
学びから生み出されたもの:子供たちの世界に、人、場所、モノをつなげる

Evidence of Learning and development :学びの証拠例
– An ability to connect their learning in the ECE setting with experiences at home and in familiar cultural communities and a sense of themselves as global citizens.
幼児教育ECEでの学びと家庭や地域での経験をリンクする力がある、また、それが、グローバルな市民としての自覚が見受けられる。

– Interest and pleasure in learning about the wider, unfamiliar world.
広く、まだ未知な世界を学ぶことに対して興味や喜びを見出している。

Ministory of Education (2017) Te Whariki  日本語訳 キノコ
Te Whāriki – Education.govt.nz

このブログを書きながら、幼き頃、父が日曜の昼下がり、世界の地理のような一冊の表紙の裏にあった世界地図を広げながら、このブーツのような形をした国はイタリアと言うんだよ、と遊びながら教えてくれて、子供心に、面白いなぁ、と思ったことを覚えています。
世界にはこんなに沢山の国があるんだ!と感じていました。

保育園では、子供たちが地球儀を見ているとき、チャンスがあれば、となりに座って、
” Do you know which county I come from?” 「私がどの国から来たか知ってる?」なんて質問します。

話を子供たちの年齢や興味に合わせて、話をすすめます。マオリの方以外は、ご先祖は皆、移民だったニュージーランド。子供たちのおじいちゃん、おばあちゃんがどこの国から来たのか、教えてくれたりして、新しい発見があります。

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